１１月６日(金）ホントネ！敬虔なヴェズレーとフォントネー！⑤

さて、東フランス４日目はディジョンで中央市場を覗いた後は、バスでその日の見学地、ヴェズレーに向かいました。

ヴェズレーは町全体が丘の上にありサント・マドレーヌ寺院がその頂上にあたり、人口は修道院の住人を含めても５００人強の小さな町です。

この時期は巡礼の時期でもなく平日でしたので、観光客も殆どなく、我々ツァーの総勢１４名の貸しきり状態の贅沢な見学になりました！

サント・マドレーヌ教会までの参道にも殆ど住民の姿は見られませんでした。


おっと、そんなことはなく猫ちゃんが我々を迎えてくれたではありませんか！
私がこの猫ちゃんに人差し指を差し出すと、なんと私の指全体に絡み付いてきました。
野良ちゃんなのでしょうか・・・お腹がすいていたみたいです。

こんな人気のない参道の坂道を１５分くらい歩いたでしょうか・・・

やっと丘の上の教会堂に着きました！

この白い教会堂の入り口の扉の上の半円形の部分にはキリストを中心に１２人の使徒が生き生きと彫り上げられていました。

教会堂の中には１１本のアーチがありました。
ロマネスク建築の逸品といわれているのだそうです。
淡いベージュの濃淡の石を交互に組み合わせたアーチと日差しが生む優しさにほっとするののを感じました。

教会の裏手には静かなブルゴーニュのぶどう畑が広がっていたのです。

我々以外に誰もいないと思っていたら・・・ワンちゃんをお散歩のマダムが歩いていました。

静かな静かな教会はクリスチャンではない私でさえも敬虔な気持ちにさせてくれるのでした。

また来た参道を歩いて行くと・・・
大きな熊のような犬を連れたムッシューにも会いました。


静かな厳かな時間の後はランチです！
前菜はブルゴーニュ名物のエスカルゴです

メインはお魚料理でした～！


さて、お腹がいっぱいになった後は世界遺産に登録されているフォントネーのシトー会修道院に行きました。

ここは世界遺産に登録されています。

この修道院の特徴は今は個人の持ち物ですが、１２世紀に建てられた時は、厳格な修業と自給自足の清貧な暮らしでした。
壮厳にして簡素な作りの聖堂内には祈りのさまたげになる一切の装飾を廃していました。

このマリア様とキリスト像だけがあるだけで、十字架さえもありませんでした。

回廊も簡素なものでした。
それゆえ、この回廊に差し込む光が優しく美しく感じられました。

この寝室も修道士達の共通の寝室で寝起きを共にし、厳冬下にあっても床には藁だけをしいて眠ったそうです。

寒がりな私はその話を聞いただけで、ここでは到底生きていけなかっただろうと思いました。
唯一この修道院でほっとしたことは池や川があり、その川にはとても人懐っこい鴨がたくさんいたことです


その日の夜はディジョン名産品のマスタードを買ったり、ギャラリー・ラファイエットでお買い物をしました。
ラファイエットの２回のマフラー売り場でこの中の下段の女の子のためのお誕生日プレゼントを買いにきていたグループがあまりにも可愛いかったので写真を撮らせてもらいました。
仲良しグループらしくプレゼントが決まるとビズをし合っていました。

これからフェット（パーティ）をするのだそうです
若いって素敵ねぇ～とうらやましく思いました。


続く・・・

＜今日の愛ちゃんと心ちゃん＞
こころちゃんが寝ていると・・・愛ちゃんがちょっかいを出しにきて・・・


愛ちゃんが寝ていると・・・心ちゃんが様子を見に来ます・・・

２匹は何をしていても気になる存在のようです

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