’１４，５，２０（火）薔薇も野ばらも満開！

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今日も良いお天気です。

私には丁度よいお散歩びよりでも・・・愛ちゃんには暑いのですが・・・


今はバラの季節なのでいろんなお庭で美しいバラの花が見られます！


こちらのお家もきれいにレイアウトしています。

そして田舎道には野ばらがびっしり咲いているのです！

何年か前かに、この野ばらを庭に挿し木で植えたのですが２年後くらいにはジャングル状態になって手に負えなくなったので、抜きました。
やはり野生の木は庭には収まりきらないことを知りました。

今日のこころちゃんは・・・朝ごはんを食べると、それっきりまた寝てしまいました。
今日はどうしてお外に出ないのか・・・気になりますが・・・午後から活動開始するのかも知れません。
「ドント　ディスターブ（起こさないで！）ニャン！」


＜母の出版記念会＞
母は若いときは詩にいそしみ・・・５０代になって時間ができた頃から俳句を習うようになりました。
母は本を読んだり、考えたり、空想することが大好きでしたので、俳句は性にあっていたみたいで、子供の私からみても才能が豊かで素敵な俳句をたくさんひねり出していました。

母は５９歳の時に市川の俳句結社『沖』に入会して、その後、天性のようなものがある上にすさまじい勉強をしていたので、６５歳の時には『沖の同人』になっていました。
そして母は自分でも年々、目の衰えを感じていたので、目が見えるうちにと６３歳の時に句集『月夜道』を自主出版したのです。
その時の能村登四郎先生やたくさんの俳句仲間と私たち子供５人も出席してささやかに出版記念会が開かれたのです。
１９８０年８月２４日の母が６３歳の時でした。
『沖』主宰の故能村登四郎先生のお祝いのお言葉。

母と俳句のお仲間。


母と私たち５人の子供。

この日の母の服装は私が母を花嫁に見立ててすべて白で揃えました。
それがとても初々しくて、とても晴れがましくも可愛らしい母の姿が印象的でした。

母はこの後、８０歳くらいまで俳句をつづけて素晴らしい句をいくつも作りましたが、目が見えなくなってからは
俳句を諦めざるをえませんでした。
目が見えてたら第二句集も第三句集も出せたかもしれなかったのにと残念に思うばかりです。

母の句の中で好きな句はたくさんあるのですが、この句集の中でこの句は特別に好きな句です。
　　　死者という不思議な寝顔さくら貝

この句は’７７年に父が亡くなった時に作られた句ですが、今この句は私が母の寝顔を見て実感しました。
今もこの母の句集「月夜道」は私の大切な宝物です。


しばらく母との思い出の写真をのせたいと思います。
そうすることで母への供養にもなると思うのです。
天国の母もきっと喜んでくれると思います。
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