３月２７日（木）ショック！寅ちゃんが犯人でした～！

できることなら疑惑のままで終わりたかった、２５日の山鳩首なし事件の犯人は寅ちゃんでした~!

実はあの日の翌日、午前中に寅ちゃんをまた自由散歩に出してあげました。

ところが家の周りだけをウロウロすると、垣根のない留守宅の隣家の庭に行き、なにやら熱心に地面に顔をくっつけています。
あまりに熱心なので、何しているのかな～？と思って近づいてみると、寅ちゃんの周りにあの山鳩らしき羽がたくさん散らばっています。
もっとよく見ると、小さな山鳩の頭が見えました！
キャ～！　寅ちゃん、やっぱりあなたが犯人だったの～？
認めたくなかったけれど、事実です！
虫も殺さないような顔して寅ちゃんは恐ろしいことを！
それに、その首なし山鳩の屍骸をまるで戦利品のようにベランダの自分のベッドの中にまで運ぶなんて！
それってママに自慢したかったわけ？
あ～、ママはちっとも嬉しくありません。
そんなことをしてしまう寅ちゃんが恐ろしいです。
八ツ墓村の映画のようで、悲しいです。
まるで寅ちゃんの野生の証明のようでした。

あ～、その後、またママは寅ちゃんが散らかした、山鳩の羽やら頭やらを片付けたのは云うまでもありません（泣）

そんな野蛮な寅ちゃんではK岡さんのお家の子になんてしてもらえなくなっちゃいますよ～！


そんな次の日にはお口直しのようにママは都民劇場の最後のお芝居に出かけました。
池袋の東京芸術劇場での「浅草物語」です。
主な出演は大滝秀治、奈良岡朋子、日色ともゑです。
芸達者そろいなので楽しみでした。

結果は本当に芸達者な役者さんが演じると、その役があたかもその役者さん自身のように感じられるから不思議です。　　そのくらい演技がとても自然でした！
舞台は昭和の第二次世界大戦の前後の東京・浅草。
浅草は私の大好きな街でもあります。
大滝秀治さんの味のある温かみのあるお芝居と奈良岡朋子さんの気丈夫な中に脆さと弱さが交じり合って、深く味わいのあるお芝居になっていました。

お芝居の中で奈良岡さんの里子にだした子供のことを何故か、捨て猫ちゃんだった寅ちゃんに重ね合わせ涙が出そうになりました。

愛ちゃんは始めから幸せになるために産まれてきたわんこ。

寅ちゃんはいろんなつらいことも経験したけれど最後は幸せになれるにゃんこ。
２匹とも私の大切な宝物です。　これからはず～と幸せになって欲しいです。
（ガラス窓をへだてて、見つめ合う愛ちゃんと寅ちゃんです。
２匹がガラス窓なしでこうして見つめ合える日はいつのことでしょう・・・）



ともあれ、今日は５年ぶりの池袋に行きお芝居と東武デパートでのショッピングに心が華やいで満開の桜にも心が晴れた一日でした。
（東京芸術劇場前の広場にて・・・アンデスの音楽と桜がマッチしていました！）


寅ちゃん、もう家猫なのだから野生の証明はしなくてもいいのよ！！
ママの心からのお願いです。
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